50代女性の健康維持には筋トレがおすすめ！メリットやおすすめメニューをご紹介

50代は女性の身体が大きく変化する時期

50代は、女性の身体が大きく変化する時期です。まずは、50代女性に起こりやすい身体の変化について解説していきます。

 

閉経によりホルモンバランスが崩れる

女性が閉経を迎える50歳前後の時期を「更年期」と呼びます。更年期になって閉経を迎えると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少し、以下のような症状が現れやすくなります。

 

 

 

また、エストロゲンには脂肪燃焼を促進する作用があります。エストロゲンの減少に伴い、脂肪が燃焼されにくくなってしまうことも頭に入れておく必要があるといえます。

 

筋肉量が大幅に減少する

50代女性は、加齢に伴って筋肉量が大幅に減少しやすいです。筋肉量が減少すると、以下のような状態になる可能性があります。

 

毎日筋トレなどの運動を行い、筋肉を増やしていくことが大切です。

 

骨密度が低下する

閉経を迎えて女性ホルモンの分泌が減少すると、骨密度が急激に低下します。骨密度が低下すると、以下のようなリスクが高まります。

 

骨粗しょう症は特に女性に多い疾患で、患者の8割以上は女性であるといわれています。

 

50代女性が筋トレを行う5つのメリット

ここからは、50代女性が筋トレを行うメリットについて解説していきます。

 

肥満予防・ダイエットにつながる

筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、太りにくい体質に近づくことができます。基礎代謝とは、特に動かなくても消費されるエネルギーを指します。筋肉量が多いほど基礎代謝は高くなるので、痩せやすい身体を目指すなら、日々の筋トレは大事なルーティンのひとつになるでしょう。

 

生活習慣病の予防につながる

筋トレは、生活習慣病の予防につながります。筋トレをして基礎代謝を上げれば、体内にある脂肪が燃焼されやすくなり、高血圧の予防などの効果に期待できます。また、筋トレに加えて栄養バランスの良い食生活を意識することで、メタボリックシンドロームの予防・改善も可能です。

 

身体の痛みの予防・緩和につながる

筋トレの血行促進作用により、体内に蓄積した老廃物の排出が促されます。これにより、膝痛や腰痛といったつらい症状の予防・緩和の効果も期待できます。

 

疲れにくくなる

50代女性は、筋肉量や女性ホルモンの大幅な減少によって疲労感を覚えやすくなります。しかし、筋トレをすれば筋肉量が増え、体力や持久力がつくようになります。

 

美しい姿勢を維持できる

背筋や腹筋、太ももやお尻などを鍛えれば、良い姿勢を保ちやすくなります。猫背や反り腰などの改善にもつながるので、身体にかかる負担を緩和できるのです。

 

50代女性におすすめの筋トレメニュー2選

最後に、50代女性におすすめの筋トレメニューを2つご紹介します。

 

スクワット

スクワットは、太ももやお尻といった幅広い部分の筋肉にアプローチできる筋トレメニューです。

 

 

スクワットをするときは、目線を正面に向けて背中が丸くならないようにしましょう。

 

プランク

プランクは、主に腹筋や腹斜筋などのお腹まわりの筋肉が鍛えられるトレーニングメニューです。

 

プランクは正しい姿勢で行うことが重要なので、慣れていない方は友人やトレーナーの方にチェックしてもらいましょう。

 

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