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加圧トレーニングとは

加圧トレーニングとは「適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法」のことです。 専用の加圧器具を使用して、腕の付け根(上腕二頭筋の基部)や脚の付け根(大腿部の基部)に各個人に合った適切な圧を掛けながら、目的に合ったトレーニングや運動を行います。

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加圧前 血流末梢抵抗値※1=1.0

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適正でない加圧をした場合、思わぬ危険を招く可能性があります。必ず資格者の指示を仰いでください。

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加圧時 血流末梢抵抗値=〜1.7

血流の動脈側を程よく制限し、静脈側を強めに制限することで、腕・脚に血液が多く滞留し、普段は使わない毛細血管にまで血液が流れるようになります。

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加圧時 血流末梢抵抗値=〜1.7

加圧トレーニングを行うと、負荷が軽くても筋繊維の動員率が高まり、さらに酸素不足となることで血液中の乳酸濃度が急激に上昇します。加圧時に高まった乳酸が筋肉内にある受容体※2を刺激して、脳下垂体から成長ホルモンの分泌を促進させます。

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徐圧後 血流末梢抵抗値=〜0.6

増加した成長ホルモンは体脂肪を燃焼させ、遊離脂肪酸※3として血中に放出します。さらに、体内を循環した成長ホルモンは、身体組成の様々な働きに効果的な影響を及ぼします。

用語解説

※1 血流末梢抵抗値血流の流れにくさを測る指標。※2 受容体生物の体にあって、外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のこと。レセプターともいう。※3 遊離脂肪酸脂肪が分解され、血中へ溶け出したもの。

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加圧トレーニングのポイント

加圧トレーニング最大の特徴は、きわめて軽い負荷、短時間で効果を発揮することです。 1回の加圧トレーニングは10分~20分程度の時間で、かつ短期間で効果が表れます。

Point 1

加圧ベルト以外のもので血流を制限するのは大変危険です。必ず専用の器具をお使いください。

Point 2

加圧ベルトを巻く位置は脚のつけ根と二の腕が最適です。ただし、腕と脚に同時に巻いてはいけません。

Point 3

加圧ベルトを素肌に巻くと、肌がかぶれてしまう恐れがあります。必ずTシャツやスパッツの上から巻きましょう。

Point 4

勝手に圧を強くするのは大変危険です。資格認定を受けたインストラクターに圧を設定してもらいましょう。

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血管の拡張・収縮機能が高まり、血行がよくなる。

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人間の体を循環している血液は、心臓から送り出され大動脈に入って全身に送られます。そして、全身を巡った血液は、静脈に乗って心臓へと戻っていきます。 太い動脈と静脈の両方が通る腕や脚のつけ根部分を加圧することで、心臓より上部は一時的に血流が減少した状態になります。すると、脳は危機を感じて血流を増やすよう心臓に指令を出します。その結果、血流量が増え毛細血管※ の隅々まで血液が行き渡り血管が拡張します。加圧と除圧の繰り返しにより毛細血管の数が増えることで血行がよくなるのです。

用語解説

※ 毛細血管毛細血管(もうさいけっかん)とは、動脈から静脈へと変わる部分の極めて小さい血管を指す。動脈からの酸素や栄養を組織に与え、組織から炭酸ガス・老廃物を受け入れて静脈へ送っている。

血管内皮細胞が柔らかくなり、弾力性のある血管に蘇る。

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血管は加齢によって硬くなり、血液を送る力が弱くなってきます。特に、血管の最内層にある血管内皮細胞は血管の健康状態を維持するのに非常に重要な役割を果たしています。血管内皮細胞は一酸化窒素(NO)※ を生成し、血管壁の収縮・弛緩(血管の硬さ・やわらかさ)をはじめとして、血管壁への炎症細胞などの調節を行っています。 加圧トレーニングを継続的に行うと、この一酸化窒素(NO)が分泌されるようになり、血管内皮細胞が若返り、増加するという臨床研究データが出ています。

用語解説

※ 一酸化窒素(NO)一酸化窒素(いっさんかちっそ)とは、体内で合成され様々な機能を持つ窒素化合物の一種。 血管内皮細胞が血管を拡張させるための作動物質の1つと考えられている。

速筋と遅筋が同時に鍛えられる。

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筋肉は主に速筋※1 と遅筋※2 の2種類に分かれます。通常、速筋は重い負荷のトレーニングで鍛えられ、遅筋は軽い負荷のトレーニングを長時間続ける必要があるため、通常2つの筋肉を同時に鍛えることはできません。加圧トレーニングを始めると、加圧しているために血流量が充分ではなく、すぐに活動を始めた遅筋の酸素が足りなくなります。これは、大きい負荷の運動を行っているのと同じ状態を人工的につくり出しているということです。そのため、通常はなかなか活動を始めない速筋が大きい負荷を受けたと脳が錯覚して、すぐに活動を開始するよう指示を出します。加圧トレーニングでは、軽い負荷で速筋と遅筋を同時に鍛えることができるのです。

用語解説

※1 速筋速筋は、瞬発的な収縮が可能で、大きな力を必要とする運動に適しており、無酸素運動で主に使われる。筋肥大しやすく、「筋肉を大きくしたい」「力が強くなりたい」場合は速筋を鍛える必要がある。※2 遅筋遅筋は、持続的な収縮が可能で、持久力が必要とする運動に適しており、有酸素運動で主に使われる。 筋肥大しにくく、「筋肉を引き締めたい」「持久力をつけたい」場合は遅筋を鍛える必要がある。

成長ホルモンが大量に分泌され、新陳代謝を活発にする。

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運動動作による筋肉の収縮にともない、そのエネルギーとして使われる糖質の分解により乳酸がつくられます。乳酸の発生量が増し、血液内の乳酸濃度が増加すると、脳内のホルモン分泌部位への刺激が高まり、成長ホルモンとアドレナリンやアナボリックホルモン※1 の分泌が盛んに行われます。 加圧中は、血流制限下のため、筋血管内の乳酸濃度が急激に高まり、筋肉内の受容体※2 を強く刺激します。この受容体からの信号が、ホルモンを分泌させる脳下垂体※3 への作用を促して成長ホルモンなどが大量に分泌されるのです。成長ホルモンは、身体組成の様々な働きに効果的な影響を及ぼし、アンチエイジング効果(若返り、美肌、身長が伸びる、育毛、老化防止、肥満改善、長寿効果)が期待できる最も強力なホルモンです。

用語解説

※1 アナボリックホルモンタンパク質同化系ホルモン。※2 受容体受容体とは生物の体にあって、外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のこと。レセプターともいう。※1 脳下垂体脳下垂体とは、大脳の底部のほぼ正中に存在する内分泌器官。 その中の前葉では、全身にあるホルモンをつくり出す器官を制御する役割を果たしている。