女性の方でとくにお悩みの方が多い部位といえば「二の腕」ではないでしょうか。とくに夏場など露出してしまう時期に気になってしまいますよね。そんな二の腕ですが、加圧トレーニングによって腕やせすることが可能です。そこで今回は体のタイプ別の腕やせテクニックをご紹介いたします。
二の腕が太くなる原因
まずは二の腕が太ってしまう原因を理解することが大切ではないでしょうか。まず最も多い原因としては「皮下脂肪が付きやすい部位である」ということが挙げられます。二の腕は筋肉量も少なく、そのうえ日常生活においてあまり使用されることの少ない部位であることから、皮下脂肪が付きやすいのです。ではその皮下脂肪がついてしまう原因は何かということですが、摂取カロリーが高いためといわれています。摂取カロリーというのは食べ物や飲み物を摂ることによるカロリーのことですので、食事の際にカロリーをしっかりと計算して基礎代謝を超えることがないように注意することで抑えることができるでしょう。
とくに女性の場合には皮下脂肪が溜まってしまいがちです。これは女性ホルモンに起因するもので、妊娠や出産のために重要となる子宮を守るために、皮下脂肪が減りにくいようになっているのです。皮下脂肪にもきちんとした役割があるわけですから、やみくもに皮下脂肪を減らしてしまうのは良くないでしょう。しかし、二の腕が太ってしまうというのも重大な悩みかと思いますので、余分についてしまった皮下脂肪を落とすようにするといいのではないでしょうか。
また、もう一つ「むくみやすい」というものも原因の一つでしょう。むくみというのは血管から染み出した水分が溜まってしまうことで起こる状態のことです。血流が悪いとむくんでしまいますので、血行促進を意識することによってむくみを防止することが可能となります。その他にも、もともと体質的に太くなりやすい場合や、筋肉量によって太くなってしまう場合もあるのです。
腕周りがっちりタイプ
肩から肘にかけて太い方がこのタイプにあてはまります。このタイプですが、原因としてはそういった体質などの他に、正しくないトレーニングなどによって腕に負荷がかかってしまうことで太くなってしまっている可能性が考えられます。また、肩甲骨などがしっかりと機能しておらず、腕に頼った動きばかりしているために腕が太くなっているかもしれません。いずれの場合でも、加圧トレーニングを実践することによって効果的に腕を細くすることが可能となるでしょう。
まずは運動の前に加圧をしましょう。加圧ベルトを腕に巻き付けたうえで、加圧と除圧を何度も繰り返します。そうすることによって血管に適度な圧力が加わり、血行促進の効果に期待ができるのです。続いて、ストレッチボールを使用し肩や肩甲骨、背中周りの筋肉を丁寧にほぐしていきましょう。これで凝り固まった筋肉がゆるくなります。そして、腕を使用せずに肩や肩甲骨だけを動かす練習をします。腕を使用してしまうと腕の筋肉量が増えてしまうだけですので、できる限り腕は使用しないイメージで行いましょう。ここまできたら腕のトレーニングを行っても大丈夫です。準備運動も済み、腕を使用しないイメージもできあがっているはずですので、トレーニングによる腕の引き締めに期待ができるでしょう。
二の腕ぶるぶるタイプ
腕を振ったときに二の腕部分がブルブルっと揺れてしまったり、二の腕部分をつまんだ際に3センチ以上つまむことができる方がこのタイプにあてはまります。腕にはいくつもの筋肉が存在していますが、上腕二頭筋などのように日常生活において使用頻度の高い部位に関しては自然と鍛えられるため引き締まりやすいです。しかし、二の腕のような裏側に位置する部位に関しては、ほとんど使われることがないため皮下脂肪がどんどん蓄積されていってしまうというわけです。
このタイプの方が二の腕をやせさせるためには、加圧トレーニングによって二の腕に刺激を与えるといいでしょう。自重だけでもOKですし、ダンベルなどを使用しても大丈夫です。腕周りに加圧ベルトを巻きつけて血管を圧迫した状態で、膝を曲げ前かがみのような状態になります。片方の腕は手すりなどを掴んで体を支えた状態にし、肩が上がらないように気をつけながらもう片方の腕を曲げます。その状態からゆっくりと息を吐き出しつつ曲げた腕を後ろに向かってまっすぐに伸ばしていきましょう。この動作を約20回繰り返すと1セットとなります。もう片方に関しても同じ要領で繰り返すことによって、二の腕に対してピンポイントで刺激を与えることができるというわけです。あとはご自身のペースで何セットか繰り返しましょう。
むっちりむくみタイプ
腕だけでなく上半身全体がむくみやすい方はこのタイプにあてはまります。肘上と肘下で太さが変わらない方も含まれます。このタイプで腕の太さに悩んでいる方は、たいていむくみが原因である可能性が高いです。また、冷え性の方もこのタイプに該当するでしょう。改善方法としてはやはり血行促進が第一です。そのため加圧ベルトを使用することで適度な刺激を与えて血行促進をします。その後、腕の付け根周辺の不純物が溜まりやすい部分を手でマッサージしてほぐしましょう。
このタイプですが、単独で該当するケースは非常に少なく、先述の2タイプのいずれかと混合しているというケースが多いので、タイプに合わせた加圧トレーニングを行うことが大切です。
まとめ
加圧トレーニングによって圧力によって滞ってしまっている血行を促進することで、冷え性などの改善やトレーニング効果を向上させることが可能となります。二の腕のように多くの方が悩まれているであろう太くなりやすい部位をやせさせるためにとても効果的です。「ReBody」では、専門知識を持ったトレーナーが加圧によるトレーニングをレクチャーしています。体験も行っておりますので、二の腕の太さにお悩みでしたらぜひ一度試してみてください。