加圧トレーニング後の過ごし方、気をつけたいポイントは？

ストイックな筋肉トレーニングはマイナス

加圧トレーニングそのものが負荷をかけた筋肉トレーニングなので、その後すぐに自宅で筋トレをする必要はありません。筋肉を十分使ったあとは、休ませてあげることも必要です。筋肉のついたしなやかなボディを目指すなら、緩急のあるトレーニングが大切になります。

筋トレを効果的にしたいのであれば、当日ではなく加圧トレーニング後、2日以上はおいてから行うのがよいでしょう。また必要以上の筋トレは、翌日の筋肉痛などを引き起こす可能性もあります。ヨガやピラティスなどで筋肉をほどよくほぐし、柔軟性を高めるタイプの運動を加えていくことも効果的です。

炭水化物や糖分を取りすぎない

加圧トレーニングの動きそのものはあまり大きくありませんが、圧をかけているため体にとってはハードなトレーニングをしたことになっています。そのため時間があまりないが「効果的に筋肉をつけ、代謝をあげたい」という、現代人のニーズにあっているのです。

しっかりと運動をしたのと同等の満足感が得られるため、個人差はありますが人によってはお腹が空いて、油断をすると食べすぎてしまうこともあるといいます。またスポーツの後のため、冷えたビールや炭酸飲料などにもついつい手が伸びてしまいがちです。

とくにトレーニング後は体が栄養を吸収しやすい状態になっているので、必要以上の糖分や脂肪・炭水化物は、逆にさけたい栄養分といえるでしょう。

そこでおすすめなのが、たんぱく質です。加圧トレーニングによって、疲労した筋肉を修復してくれる、大切な栄養素です。そのためすぐになにか栄養補給をしたいのであれば、プロテインドリンクなどがおすすめとなっています。

冷たいものは控えめに

トレーニング後はほてった体を冷やすために、冷たいドリンクや冷菜などに手が伸びてしまうかもしれません。しかしせっかくあたたまった体のコアを飲み物で冷やしてしまうのは、効果的とはいえません。水などもできれば氷などが入っていないものを、アルコールが取りたい人は、ビールより常温の赤ワイン・焼酎などがよいでしょう。アルコール類は糖分が多いので、適量を取ることに加圧トレーニングの後はとくに注意しましょう。

野菜・肉などのバランスの取れた食事をする

たんぱく質を取り入れられる代表的な食材は、鳥の胸肉やささみ・脂肪分の少ない赤み肉などもよいでしょう。また豆腐には、植物性のたんぱく質がたっぷりと含まれています。さらにビタミンやミネラルを摂るために、旬の野菜を取り入れてバランスの取れた食事を心がけると、より効果的です。

ただ揚げ多くのオイルを使用すると、カロリーアップにつながります。焼いたりまたは蒸したりする調理法とうまく組みあわせましょう。鶏肉サラダなどもよいのですが、市販の糖分と油分がたっぷりのドレッシングを使用することは控えましょう。

ストレッチ＆ゆったりと湯船に浸かって体を癒す

加圧トレーニングは筋肉に負荷をかけているため、個人差はありますがはじめての方は、翌日からだのだるさや軽い筋肉痛を感じることがあります。それを軽減させるためには、ストレッチそしてお風呂でゆっくりと体をあたため、癒すことが効果的です。

入浴後は体もやわらかくなっています。そのためリラックスできるBGMを聴きながら、使った筋肉をほぐすつもりでゆったりとストレッチングをすると、翌日も心地よく朝を迎えられることでしょう。

トレーニング直後２時間の過ごし方が大切

加圧トレーニングは、トレーニング直後の２時間の過ごし方がとくに大切といわれています。つまり脂肪が燃えやすい状態であるのです。体調にもよりますがより脂肪を燃やしたいという方は、軽く走ったり早歩きをしたりなどの有酸素運動が、とくに効果的です。

直後にジムでエアロビクスというのも、悪くありません。たとえばいつも降りる駅より一駅手前で降りて、自宅まで早歩きで帰るなど、無理のない範囲で有酸素運動を加えてみるものひとつの手です。

まとめ