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加圧トレーニングで分泌される成長ホルモンとは?ホルモン分泌による多様な効果を解説

加圧トレーニングで分泌される成長ホルモンとは?ホルモン分泌による多様な効果を解説

加圧トレーニングは四肢にバンドを巻きつけることによって圧力をかけ、少ない力で筋力アップが期待できる、近年注目のトレーニング方法です。加圧を行うことによって身体を追い込むと、成長ホルモンと呼ばれる物質が分泌されます。この成長ホルモンの効果こそ、加圧トレーニングの有効性そのものといっても過言ではありません。今回はこの成長ホルモンが生む多様な効果を、詳しくご紹介いたします。

成長ホルモンが分泌される加圧トレーニングの仕組みとは

加圧トレーニングは、通常のトレーニングとは違う大きな特徴があります。それは「加圧」という名前のとおりトレーニングで動かす四肢、つまり両手両足のつけ根あたりにベルトやバンドを巻くことで、圧力をかけることです。なぜ圧力をかけるのかというと、血液の巡りをあえて制限することで、血液中の乳酸濃度を高めやすくする目的があるからです。

通常のウェイトトレーニングにおいては、ダンベルなどの重い器具を頑張ってもちあげることで乳酸濃度を高めます。しかし圧力をかけることで血液量に制限をかけると、そうした重すぎるものをもちあげずとも、500ミリリットルのペットボトル程度の重さのものをもちあげるだけでも、乳酸濃度を高められるのです。

乳酸は疲労物質で血液中の乳酸濃度を高めると、脳下垂体にある受容体が刺激され「成長ホルモン」が分泌されます。成長ホルモンは子どものころに多く分泌されるホルモンで、20歳を超えると自然な状態ではほとんど分泌されなくなります。しかし加圧トレーニングによる負荷をかけることで、刺激を与えて分泌を促せるのです。

加圧トレーニング開始後15分が成長ホルモン分泌のピーク

成長ホルモンは、加圧トレーニングを行えば行うほど分泌され続けるというわけではありません。加圧トレーニング開始後徐々に分泌量が増え続けますが、15分ほどで分泌量がピークに達します。そこからは急激に分泌量が低下しますので、開始15分の間にしっかりとトレーニングを行う必要があるのです。

分泌量のピークに達した後急激に分泌量は低下するものの、その効果は遅れてあらわれていきます。その代表的な働きとして、成長ホルモン分泌開始からおおよそ60分後に脂肪燃焼、つまり脂肪の分解がはじまります。さらにおおよそ2~3時間後からは、筋肉の合成がはじまるのです。筋肉の合成はゆっくりと時間をかけて行われ、1~2日後に終了します。

この脂肪燃焼と筋肉合成は、すべて成長ホルモンによる働きです。加圧トレーニングの目的は、まさにこの成長ホルモンの分泌にあるといってよいでしょう。そのほかにもIGF-1(インスリン様成長因子)や、免疫物質である複数種類のインターロイキンなどが分泌され、多様な効果を生んでくれます。

成長ホルモンの効果①:筋力アップ・回復力アップ

成長ホルモンの効果としては、さきほども説明した成長ホルモンの代表的な働きによって、フィジカル面での強化が期待できます。

たとえば成長ホルモンの働きによって促される、筋肉合成作用による筋力アップです。ウェイトトレーニングを行ったときのような筋肥大を、軽いものをもちあげる・歩く・立つといった日常動作レベルの動きによって生み出せるのは、非常に効率的です。

怪我などの負傷からの回復力アップも、成長ホルモンの働きとして期待できます。骨折・肉離れ・捻挫などの骨や筋肉の損傷や、負傷の回復が早まるこの効果は、あわせて筋肉の衰え防止にもつながります。このふたつの効果によって、より長く健康的でいられる身体づくりが期待できるのです。

成長ホルモンの効果②:ダイエット効果・血行促進・代謝改善・美肌効果

成長ホルモンの分泌によって、フィジカル面の効果とあわせて、全身にさまざまな効果があらわれます。

まずはさきほども解説した通り、成長ホルモン分泌開始後1時間で脂肪の分解がはじまるのです。そうした働きによって、余分な脂肪をエネルギーに変えて燃焼させる効果が期待できます。いわゆるダイエット効果です。そして加圧という圧力をかけることによる血液の滞留(プーリング)と、トレーニングという運動の両方があわさって、血行促進が大いに期待できます。

この血行促進は、さまざまな副次的な効果も生んでくれます。まずは加圧による血液滞留によって、末端の細かい毛細血管の隅々まで血が巡るのです。その後圧力を解き血行が促進されることで末端の冷え性の改善が、血行がよくなることによって老廃物の排出が促され、肩や首のコリ改善が期待できます。

そして血行が促進されると、血管の近くを流れるリンパの流れも改善され、疲労回復・代謝改善が期待できるのです。また疲労物質や余分な水分がリンパの改善によって排出されることでむくみの解消が、全身の隅々まで栄養がしっかり行き渡ることによってお肌のハリやツヤが改善され、血色もよくなることで若返り(美肌)効果も期待できます。

まとめ

今回は加圧トレーニングによって分泌される成長ホルモンの効果について、成長ホルモンが分泌される仕組みからその効果の詳細までをご紹介しました。加圧トレーニングは圧力をかけることと、トレーニングを行うことがあわさることによって、さまざまな効果が期待できる非常に有効なトレーニング方法です。

負荷を軽くしながらも大きな有用な効果を得られる加圧トレーニングですが、適した運動量と適した圧力で行わないと、十分な効果が生まれません。横浜市内にて複数のスタジオを営業しております「ReBody」では、事前のカウンセリングによって一人ひとりに適した運動量のトレーニングメニューを提案・指導いたします。体験もできますので、ご興味ございましたらぜひとも一度お気軽にご来店ください。