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加圧トレーニングは筋力アップに繋がる!効率の良い加圧トレーニングの魅力

加圧トレーニングは筋力アップに繋がる!効率の良い加圧トレーニングの魅力

加圧トレーニングという言葉は、まだまだ一般には浸透していません。しかし近年より効率よく筋力アップが行えるトレーニング方法として、大きな注目を集めています。その理由はより低い負荷で、より大きなトレーニング効果を発揮できるその仕組みにあります。ウェイトトレーニングよりも負担が少ないのに、ウェイトトレーニングにも引けをとらない効果が期待できるためです。

今回はなぜ加圧トレーニングが魅力的なのか、筋力アップの観点から解説していきます。

加圧トレーニングとはどういったもの?

まずは加圧トレーニングとはどういうものなのか、軽くおさらいしておきましょう。

加圧トレーニングとは通常のトレーニングと異なり、両腕・両脚のつけ根の部分に加圧ベルト・加圧バンドなどを巻きつけて行う、トレーニング方法です。加圧ベルトや加圧バンドはただつけるだけではなく、ある程度しっかりとした圧力をかけます。

簡単に説明すると加圧トレーニングは、こうしたバンドやベルトによる圧力のサポートを受け、より低重量・低負荷の運動でもしっかりとしたトレーニング効果を生んでくれる、画期的なトレーニング方法です。

加圧トレーニングの仕組みとは

それではより低負荷の運動でしっかりとした効果が期待できる加圧トレーニングは、どういった仕組みが働いているのでしょうか。うまい話には裏があるとはよくいいますが、加圧トレーニングの場合はしっかりとしたエビデンスが下敷きになっています。

まず加圧トレーニングの大きな特徴は、加圧バンドやベルトを巻きつけて、腕や脚に圧力をかけることです。これには「血液量をあえて制限させることによって、より軽い負担で血液中の乳酸濃度を高める」という狙いがあります。

腕や脚といった四肢は、実際に生活で利用する多くの筋肉があります。そうした筋肉に対してあらかじめ圧力をかけておくと血行が悪くなり、血の巡りが悪いことによって、筋肉に集まる血液量も減少するのです。そこで運動をすれば、運動に用いる四肢の筋肉を中心に、乳酸濃度が高まっていきます。加圧トレーニングはこうした仕組みを利用して、より効率よくトレーニング効果を生み出す状態を作り出しているのです。

加圧トレーニングが筋力アップに効果的である理由とは

さきほど説明した仕組みを、より筋力アップの側面に寄り添って具体的に解説していきましょう。

通常のウェイトトレーニングなどの場合、ダンベルなどの非常に重い器具をもちあげることによって、腕・脚の筋肉に非常に大きな負荷をかけます。この大きな負荷によって、私たちの筋肉には乳酸が溜まっていきます。これは負荷が大きいほど、多く・早く溜まっていくのです。そして乳酸濃度があがることによって身体が壊れてしまわないよう、より強化しようとする「成長ホルモン」が分泌され、それが筋力アップにつながるのです。

そしてこの乳酸濃度は、血液量に対する乳酸量の割合によって決まります。これでもうおわかりになったかもしれません。加圧トレーニングでは圧力をかけて血の巡りを悪くする、つまり血液量に制限を掛けることで、血液中の乳酸濃度が高まりやすい状態を疑似的に作り出しているのです。こうした仕組みによって、より小さい力でより大きく乳酸濃度を高め、それによって成長ホルモンをより積極的に分泌させられます。これが加圧トレーニングの効果、とくに筋力アップの効果を高めるメソッドとなっています。

加圧トレーニングは自分に見合った運動量で行う必要があるので注意

加圧トレーニングは上述のような仕組みとなっていることが、おわかりいただけたことでしょう。ウェイトトレーニングのように重いものを無理にもたなくても、ウェイトトレーニングに引けを取らない効果を生み出すことが期待されるという意味で、非常に効率的にみえます。しかし加圧トレーニングをより効率よく行い正しく効果をあげていくためには、「決して無理をしないこと」つまり、自分の限界に見あった運動量で行う必要がある点に、十分な注意が必要です。

加圧トレーニングは、ウェイトトレーニングのように重すぎるものこそもたなくてもよいのですが、内容的にはハードな内容になっていきます。そのためあまり無理をすると、逆に無理な負荷がかかって、思うように効果が生まれないまま、きつい運動をしなければならなくなる可能性があります。これでは意味がありません。

加圧トレーニングを無理に行うと、加圧バンドやベルトの圧力が負担になってしまいます。最悪の場合血の巡りが悪くなりすぎて、腕や脚の壊死を招いてしまう可能性もあるのです。これは圧力や負荷のかけすぎが原因で、こうした加圧トレーニングはすぐにやめないと危険です。

加圧トレーニングを行うときは、あくまでも一人ひとりに見あった運動量にとどめましょう。そして加圧トレーニングには補助が必要になるので、きちんとしたトレーナーの指導のもとで行うべきです。自分の限界にあった運動量にとどめてもらうためにも、事前のカウンセリングをしっかり行ってもらうことが大切です。

まとめ

今回は加圧トレーニングの筋力アップの仕組みと、注意点について一通り解説してきました。より低重量・低負荷で大きな筋力アップを望めるとはいっても、それは正しい運動量を把握したうえでの話です。無理をしすぎてもいけなく、軽すぎてもそれはそれで意味がありません。きちんとしたカウンセリングにもとづいてメニューを提案してくれる、トレーナーの指示を受けながら行いましょう。

横浜・二俣川を中心に横浜市内に複数のトレーニングスタジオを設けている「ReBody」では、一人ひとりに適したトレーニングメニューを、事前のしっかりとしたカウンセリングによって提案・指導いたします。また加圧トレーニングの体験も実施しておりますので、どういった内容なのかを事前に把握できます。ご興味のある方はぜひとも一度、お気軽にご来店ください。