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加圧トレーニングで血行促進!加圧が血行促進を生む、具体的な効果を解説

加圧トレーニングで血行促進!加圧が血行促進を生む、具体的な効果を解説

加圧トレーニングは、両手・両脚のつけ根にバンドやベルトを巻きつけて、圧力をかけて行うトレーニングです。そのため一見すると負荷をかけるために血行が悪くなりそうなイメージがありますが、なんとこの加圧トレーニングが血行促進につながるというのです。

いったんはトレーニングのためにあえて血行を悪くするのですが、血行促進になるとはいったいどういうことなのでしょうか。今回は加圧トレーニングが血行促進効果を生む、その秘密について解説していきます。

「加圧トレーニング」とは?

まず「加圧トレーニング」とは、どういうものなのでしょうか。加圧トレーニングは、一般社団法人日本加圧トレーニング学会理事長の佐藤義昭氏が発明した、トレーニング・メソッドです。医師も所属する当学会によって研究が進められ、筋肥大効果やリハビリ効果をはじめ、さまざまな効果のエビデンスを得てきた独自のトレーニング方法です。

その具体的な特徴としては、両手両足のつけ根に加圧バンドや加圧ベルトを巻き、あえて体に圧力をかけた状態でトレーニングを行う点が、最も際立っています。通常のトレーニングでは、圧力をかけずに運動そのものの量によって身体に負担をかけていきますが、加圧トレーニングではこうした器具の力を借りるのです。

加圧トレーニングはいわば「あえて血行を悪くする」方法である?

両手両足にこうした圧力をかける目的としては、まずより血液量が少ない状態を人工的に作り出します。そうした状態のもとでトレーニングを行うことによって、血中乳酸濃度を高めることにあるのです。

血中乳酸濃度を高めるというのは、従来のウェイトトレーニングにおいても筋力増強に大きく寄与する方法とされています。ウェイトトレーニングの場合、非常に重さのあるダンベルなどの器具を無理やりにもちあげて、身体を極限まで追い込むことで生まれる状態です。つまり本来であれば、非常にハードなものです。

しかし加圧トレーニングなら、もともと少ない血液量のなかで血中乳酸濃度を大きくしていきます。そのためより軽い負荷でより効率よく、ウェイトトレーニングをした際と同じ状態を、人工的に再現できるのです。そして血中乳酸濃度を高めると、身体がみずからを強化するための、成長ホルモンを分泌するようになります。

つまり「あえて血行を悪くすることで大きな負荷をかけた状態を再現し、それによって身体を強化する」というのが、加圧トレーニングの理論です。

なぜ加圧トレーニングが血行促進に繋がるのか

それでは「あえて血行を悪くする」方法であるはずの加圧トレーニングによって、なぜ血行促進効果が生まれるのでしょうか。それにはまず圧力をかけることで、身体がどのような状態になるのかを理解する必要があります。

バンドやベルトでほどよい圧力をかけている状態は、「血行を悪くしている」という表現も一応間違いではありませんが、語弊があるのも事実です。「血液を正しく滞留(プーリング)させている」といったほうが、より正しいのです。

実は正常な状態でも、身体のすべての血管に余すことなく血液が流れているとは限りません。ある程度の割合で、酸素や栄養が行き渡らない毛細血管が存在してしまっているのです。

こうした毛細血管は、「冷え」や「梗塞巣」を作る要因となってしまいます。圧力をかけて血液を正しくプーリングさせていると、血液の流れる範囲が限定的にせき止められるため、栄養の行き渡らない毛細血管にも血液が流れ込むようになるのです。

このようにプーリングさせている状態は血液を止めているのではなく、実は「使われていない血管にもきちんと血液を行き渡らせ流している」ことが起きているのです。そしてプーリングによって筋肉がパンパンになることで、身体に高い負荷がかかっている状態と同じ状態を再現し、成長ホルモンを分泌させます。

トレーニング後に圧力を解くと、これまで血液量が制限されていたぶん、トレーニング前よりも適切に血液が流れるようになります。これが加圧トレーニングによる、血行促進効果の秘密です。

加圧トレーニングによる血行促進のメリットとは?

以上のように、加圧トレーニングは結果的に血行促進効果が期待できるトレーニング方法であることがわかりました。それでは血行促進によるメリットは、どういったところにあるのかを解説しましょう。

血行促進は肩こりをほぐすことでも生まれますが、その効果の代表的なものは「疲労回復」です。血の巡りが悪い状態が長く続くと、老廃物・疲労物質などの余計な物質が蓄積されたまま血中に残ったままとなります。そのままだと慢性的な疲労感やだるさなどが抜けず、毎朝むくんでしまうといったことが起こります。血行促進によって、そうした老廃物が適切に流され体外に排出されることで、疲労回復につながるという仕組みです。

また血行促進によって、リンパの流れも促されます。リンパは血管に比べると、流れの遅い管として知られていますが、その遅さが災いしてすぐに流れが滞ってしまいます。血行が促進されるとこうした滞ったリンパが再び適切に流れるようになり、リンパに溜まった老廃物もあわせて排出されるのです。これにより代謝促進効果が生まれ、疲れからの回復も早くなるのです。

また栄養が行き渡って血色がよくなり、肌のツヤもよくなる効果も期待できます。

まとめ

今回は加圧トレーニングによる血行促進効果について、その定義や特徴、加圧により身体がどういった状態になるのかなどを、一通り説明してきました。

加圧と聞くと「血を止める」というイメージがあり、怖いという方もいることでしょう。しかしトレーニング理論をしっかり理解したトレーナーが、適切に血液を制限している状態のため、そこはご安心ください。ただし効果はトレーナーの腕に左右されますので、信頼のおけるトレーナーに指導してもらうことをおすすめします。

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